調査日

11/21(旧2日)

時刻

08:45 ~ 10:30

栄養塩平均

5.5 マイクロ

栄養塩(μg・at/L)
  • 7以上
  • 7未満
  • 3未満
プランクトン(ml/100L)
  • 0.5未満
  • 0.5以上
  • 1以上
栄養塩(μg・at/L)
プランクトン(ml/100L)
ノリ養殖情報 第5号
1 養殖概況
・漁場全域で網の展開作業が行われています。
2 海況(21日満潮時・右表)
水 温:平均16.6℃と、平年より0.6℃高めでした。
比 重:平均22.1でした。
栄養塩:平均5.5マイクロ(μg・at/L)でした。
プランクトン:主な種類は、珪藻(コシノディスカス)でした。
3 ノリ芽検診の結果(21日研究連合会:網糸43本)
・最大葉長は5mm、最大葉長の平均は3.1mm と平年よりやや短めでした。
・色調は、ほとんどが正常でしたが、一部でやや低下したものがみられました。
・二次芽は、「厚い」が9%、「普通」が37%、「少ない」が42%、「なし」が12%でした。
・芽イタミは、「なし」が42%、「軽症」が49%、「中症」が9%でした。症状は、「死細胞」が82%、「くびれ」が18%でした。
4 今後の管理
・栄養塩が少ない状況が継続しており、小潮時に沖合で減少する可能性があります。
・栄養塩が減少した場合、岸寄り漁場への網の移動を検討してください。
・栄養塩がさらに減少した場合に備えて、葉長10ミリ程度での入庫を想定した準備をしてください。
・網の水位はハラで1.7mを目安とし、潮の引き具合、天候等に応じて調節してください。
【活性処理について】
・アオノリの着生が認められるノリ網に対して行ってください。
・処理液は再利用を行い、廃液は必ず陸上で処分してください。海上への投棄は厳禁です。
・次回の調査は11月24日(月)に行う予定です。
別日の分布図